
飛行機は、二度の大戦による、軍事用の飛躍的な開発を経て、その後もその性能を技術発展させてきました。
しかしながら、1960年代には、飛行速度・高度・航続距離ともやや限界が見え始めてきました。
ジェット戦闘機の速度は、熱の壁などの問題からほぼマッハ2までに達しました
旅客機の飛行高度も10,000 m付近が効率的に運用できる最良な高度です。長距離飛行する機体は、地球の裏側へ到達可能な航続性能を持つようになりました。
いわば、これ以上の進化はあまりなくなっているところまでは到達しています。
旅客機分野では、長距離旅客機は更に大型化し、ジャンボ機と呼ばれるワイドボディー機が登場しました。
世界の航空会社間の競争は一層厳しくなり、かつて名門と呼ばれた会社の倒産や合併が盛んに行われ、世界の航空業界の再編も言われています。
飛行機に要求される仕様も、性能に加えて運航コストの削減や整備性の良さが重大なポイントとなってきています。
一方、飛行機の軍事目的利用としても、東西冷戦構造が終結し、大国間の全面戦争の危険がなくなったので、各国が装備する軍用機の数は減少しました
特に敵国上空まで飛んで爆弾やミサイルを投下する大型爆撃機はその使命を終了し、新たに開発されることも少なくなりました。
軍事分野での新たな進展は、敵に見つからないことを目指すステルス性の実用化があります。
このように飛行機は、全体としては、衰退とまでいかないにしろ、やや縮小の傾向にあるとはいえるかもしれません。
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